今は保険会社様で維持管理業務を担当しています。たとえばシステムやアプリケーションのバージョンアップ、それによる業務への検証などを行っています。どんなお客様でもそうですが、保険会社様では情報漏洩対策が徹底して行われているので、セキュリティ管理に特に力を入れています。また、保険会社様の顧客であるエンドユーザーが利用しやすいように、少しの誤作動も見逃さず、エラーなどにも迅速に対応できるように心がけています。中でもパターン化されない突発的なエラーが起こったときは、私たち専門家の腕の見せ所です。その原因調査にやりがいを感じますし、お客様から「対応が速くて助かった」と言っていただけると次も頑張ろうという気持ちになります。
元々ITに興味があり、大学では通信工学科を専攻し、当時からインフラ系に進みたいと考えていました。通常のシステムエンジニアに比べてインフラ系は人気がないのですが、AIの進歩によってプログラミングが自動化され、プログラマーの仕事が減っていくのではないかと考えています。一方でインフラ系は偶発的なエラーへの対応や様々なシステムのバージョンの組み合わせによって起こる例外的な動作協働など、AIではなく人間の力が必要となる領域が多くあります。そうした人間の力が生かされる領域で活躍したいと思い、インフラ系に強い企業を志望しました。NCDソリューションズはインフラ系でキャリアアップできる環境があり、会社選びで重視していた「社内の雰囲気」もとても良くて入社を決めました。
入社前後で一番印象が変わったのは森山社長です。最初は勝手に怖い印象を持っていたのですが、廊下ですれ違ったときに「最近どう?」と気さくに話かけてくださり、社長のイメージがガラっと変わりました。半年前に会話した内容や担当している業務のことなども覚えてくださり、「以前はこれぐらいの進捗だったけど、今はどう?」「頑張ったね、次も頑張って」と声をかけてもらえたときは驚きました。同僚とお昼休みに屋外でランチを食べ、会計に行くと、すでに支払いが済んでいたことがありました。私たちは気付かなかったのですが、たまたま社長も同じお店にいらっしゃって私たちの分もお支払いくださっていたんです。社長のお気遣いに感動しました!
入社当時に比べて、エラー対応にも一人で対応できることが増え、成長を感じています。とはいえ、まだ上司にサポートいただいている面がたくさんあります。私が様々な対応に追われていたり、仕事の進捗報告などができていなかったりしたときは、上司のほうから足を運んで献身的にサポートをしてくださいます。そんな上司の姿を見て、自分も人の成長を支える側になりたいと思うようになりました。今はエラーの原因調査・解決に必要な経験や知識が乏しいので、上司に学ぶ毎日です。どんなエラーにも速やかに対応し、お客様の信頼を得ている上司になるべく早く近づき、“エラーに強いエンジニア”をめざしてきたいです。
入社1日目から雰囲気の良さを感じました。雰囲気がいい最大の理由は、上司や先輩方のほうから日常的にコミュニケーションを取ってくださることだと思います。仕事のことはもちろんですが、趣味の話だったり、将来のことだったり、いろんな話題をふってくださるので自然と会話が弾みます。何も気を遣わなくていいし、ざっくばらんに話ができる社内の雰囲気をとても気に入っています。仕事の話をするときも「こういう資格を取っておくといいよ」「この勉強をしておくと役立つよ」といった感じで、将来のためになるアドバイスをしてくださるので参考になります。
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